【7月1日より荷待ち時間等の記録が義務になります。】
平成29年7月1日から、荷主様都合30分以上の荷待ちは「常務記録」の記載対象になります。
このルールの目的は下記の通りです。(国土交通省HPより)
トラックドライバーの長時間労働の是正のためには、荷待ち時間等の削減を図ることが必要です。このため、荷待ち等の実態を把握し、そのデータを元にトラック事業者と荷主の協力による改善への取り組みを促進するとともに、国としても荷待ち時間を生じさせている荷主に対し勧告等を行うに当たっての判断材料とすることを目的として、貨物自動車運送事業輸送安全規則(平成2年7月30日運輸省令第21号)に定める乗務記録の内容等を改正することとするものです。
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我々がお取引させていただいているお客様にはほとんどありませんが、トラック運送業界全体を見渡すと工事現場での荷降ろし待ちや繁忙期など物流センターでの順番待ちをよく耳にします。『トラックは待たせておいても大丈夫だ』という認識が、一部の荷主様そして運送業者自身にもあるように思います。
今年の秋にも貨物自動車運送事業に関わる法規制で動きがあるようです。業界全体の深刻な人手不足が引き金になり、今までにない本気度で国も動き始めたように感じます。2017年はトラック運送業界にとってターニングポイントになるのではないでしょうか。
専務取締役 吉田 章
チラシ(全日本トラック協会HPより参照)