ひまわりの絆プロジェクト
一輪のひまわりが当社の玄関前で咲きました。
このひまわりの種は京都のデルタ自動車教習所の臼井社長から譲っていただきました。
『ひまわりの絆プロジェクト』というのは京都府警さんが行っているプロジェクトで、平成23年に交通事故で亡くなった当時4歳の陽大(はると)ちゃんが、生前に育てていたひまわりの種を遺族から警察官が受け取り、京都府亀岡警察署の花壇に植え付けたところ、大輪を咲かせたことから、全国でそのひまわりを咲かせ、交通安全と命の大切さを訴えていくプロジェクトです。
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『ご遺族からのお手紙』
ハルちゃん。
天国でお友達沢山できたかな?
大好きな砂遊び沢山してるかな?
3年前、ハルちゃんが幼稚園から握って持って帰ってきたヒマワリの種が、京都全部の警察署に花を咲かせることになったよ。
沢山の人を動かし、沢山のヒマワリを咲かせることができるハルちゃんは、パパとママの自慢の子供だよ。
これから毎年、ハルちゃんの元気いっぱいの笑顔と同じ大きなヒマワリを沢山咲かせるよう、パパとママとにぃにも頑張るからね。
ハルちゃん。
ずっとずっと一緒だよ。
大好きだよ。
パパ、ママ、にぃにより
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僕にも4歳の息子がいるので、陽大ちゃんのご両親の気持ちを考えると胸が締め付けられる思いです。
我々、運送事業者は常に交通事故と隣り合わせです。交通事故がどれだけ人を傷つけ悲しませるかということをこのひまわりを見て思い出し、日々の業務に向き合っていきます。
先週から小学校の夏休みが始まりました。車を運転される皆さま、子供に対して十分気をつけてください。
野々市運輸機工株式会社
専務取締役 吉田 章