清掃活動と割れ窓理論
10月3日、石川県トラック協会主催で県下一斉道路清掃活動が行われました。トラックの日(10月9日)にちなんで石川県内のトラック運送事業者が集まり、自分たちが普段使わせていただいている道路を綺麗にしようというのが目的です。自分も毎年、参加していますがペットボトルやタバコの吸い殻、紙くずなど本当にたくさんのゴミが落ちています。
さて『割れ窓理論』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。結構有名な話なので知ってる方も多いとは思います。詳しく知りたい方はwikipediaでも見てください。
割れ窓理論を簡単に説明をすると、
①窓が割れる→②割れた窓を放置する→③誰も気にしていないというメッセージになる→④ゴミのポイ捨てや落書きなどが増える→⑤付近に住む人のモラルが低下する→⑥環境が悪くなり悪質な犯罪が多発するようになる
つまり、割れた窓やゴミを放置することが、大きな犯罪の発生源になりかねないということです。
これは会社内でも言えることです。他社の経営者や管理者の方で、社員さんの意識やモラルの低さを嘆き直接的に『やる気をだせ』『常識だろ』と言っている話を耳にします。状況はいろいろあるとは思いますが、たぶん社員さんには響かないと思います。そういう時は一度周りを見てください。ゴミが放置されていたり、道具が乱雑に置かれていないでしょうか。まず、社内の整理整頓を経営者や管理者が率先して始めることで社員さんの意識が少しずつ変わっていくのではないでしょうか。
(専務取締役 吉田 章)
僕たち金沢第3支部は金沢市の柏木農機さんに集合して、国道8号線沿いの清掃をしました。
10月9日はトラックの日です。
お弁当をいただいて終了です。おつかれさまでした。