伝わっているか?
「あれ?この前の会議の時に伝えたのになぁ。全然違うことになっとるし」
社内でこんなことってありませんか?僕自身も最近そんな出来事があり、どうしたもんかと悩んでいました。こんな時って「ちゃんと聞いていない相手が悪いんだ」「あいつにやる気が無いんだ」とか思ってしまいがちですが、ふと前に読んだ本を思い出し手に取りました。
『伝わっているか?』 作者:小西利行
なぜか喋ることができるイルカがいろんなコミュニケーションの悩みをストーリー形式で解決していくという本です。読みやすいのですぐに完読できます。
その本の中で僕の心に残っているのが、『伝える』ことではなく『伝わる』ことが大切ということ。
本の一節から____
『伝える』ことばかり考えると、結局、相手のことを考えず、自分の意志を押し通すエゴになってしまう
『伝わる』ためには、相手の気持ちを徹底的に想像して、その人が嬉しくなって、心が動くアイデアを考えなければいけません
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「う~ん・・・」
たしかに相手のことを徹底的に考えていたかと言われると、まだまだ足りなかったのかもしれません。まずは相手の心を知ろうとする姿勢が必要であり、タイミングや表現方法を相手の立場に立って考えなければ、伝わらないんですね。
『伝わる』を意識しよう。
(専務取締役 吉田 章)
※先日の野未会。8月後半から9月中盤にかけて、いろいろなイベントがあるため打ち合わせをしています。